アトピーの保湿対策は3大保湿因子を取り入れると良い?

  1. アトピーの保湿対策は3大保湿因子を取り入れると良い?

アトピー性皮膚炎を患っている人は肌の乾燥がとくに気になると思います。

肌が乾燥してくるとカサカサになるだけじゃなく、肌に強いかゆみがでて、爪を立ててかいてしまう。
かいてはイケないとわかっているけど、掻かずにはいられない。

そんな悩みを抱えている方は、肌の保湿する3大保湿因子を取り入れるようにすると肌の乾燥を改善するだけでなく、肌のかゆみも軽減できるようになります。

今回はアトピー性皮膚炎で肌の乾燥が気になる人にどうしたら肌の乾燥を治せるのかについて紹介しています。

アトピー性皮膚炎で肌が乾燥する方ならぜひ読んでみてくださいね。

アトピー性皮膚炎で肌が乾燥する理由とは?

アトピー性皮膚炎の人は、空気の乾燥から皮膚を守るバリア機能が低下しているのため、肌が乾燥してしまっているのです。

また、アトピー性皮膚炎を患っている人は、外部からの刺激に敏感になり、かゆみを引き起こしやすくなります。
これが、肌の乾燥とあいまってしまうと、強いかゆみに襲われ、患部をかいてしまいます。

すると、皮膚を爪などでかいてしまうと、そこから傷などができて、そこから、水分や保湿因子をもつ成分が流出してしまいます。

皮膚、とくに皮膚の一番外側にある角質層には、外部に水分を逃がさないように皮膚の角質がびっしりレンガのように隙間なく敷き詰められています。

しかし、外からの受ける刺激やかゆみでかいてしまった箇所は角質が剥がれて穴だらけになっています。

そこから、水分や保湿因子のある成分が抜けていくので、アトピー持ちの人は一般的な乾燥肌の人よりも肌が乾燥しがちな傾向があります。

アトピーの人が乾燥肌にならないための3大保湿因子とは?

では、アトピー肌の人が乾燥肌にならないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?

アトピー持ちの人は一般的な人よりも乾燥肌になりやすいので、いくつか気をつけるべきポイントがあるのです。そのポイントとは、肌のバリア機能を正常に保つための「肌を保湿する3大保湿因子」をしっかり補うことなのです。

肌を保湿する3大保湿因子とはどのようなもの?

肌のバリア機能を正常に保つための3大保湿因子とは、

  • 1.天然保湿因子
  • 2.皮脂
  • 3.セラミド
この3つの保湿因子があります。

これらの保湿因子はどれも肌を保湿するためには重要な役割を担っています。
とくにアトピー性皮膚炎の人は一般的な人よりも肌が乾燥しがちなので、ぜひとも抑えておきたいポイントです。それでは、この3代保湿因子について詳しく見ていきましょう。

角質層に潤いを与える天然保湿因子

天然保湿因子とは、皮膚の一番外側にある角質層の角質に潤いを与え、カサカサになっている角質を柔らかくする働きがあります。

角質層の角質はレンガ状に積み重なっている皮膚の死骸なのですが、隙間なく敷き詰められているため、外からの乾燥に対するバリア機能としての役割を担っています。

この角質層に潤いがあると、外部からの乾燥に対して、肌が乾燥しにくくしたり、外からの刺激に対して、クッション的な働きをするため、かゆみ予防にもつながります。

けれど、外の空気や刺激にダイレクトに接している部分のため、壊れやすいため、日頃からのケアが必要不可欠です。

天然保湿因子は、この剥がれやすなっている角質層の角質に潤いを与え、また、外部からの刺激に対して角質を柔らかくすることで、耐久性をあげる働きがあります。

天然保湿因子の主な成分はアミノ酸で、このアミノ酸は水分を抱え込む性質があるため、カサカサになっている角質に水分と潤いを与えることができます。

天然保湿因子は体の中で自然と作られるものですが、アトピー持ちの方や乾燥肌体質の人は、自然に生成される天然保湿因子では、量が足りないことが多いため、天然保湿因子の含まれる乳液やクリームを使って補う必要があります。

角質層に蓋をする第2のバリアである皮脂

皮脂は毛穴にある皮脂腺から分泌されるもので、皮膚の外側にある角質層に皮脂油で皮脂の膜で蓋をして、外からの刺激や皮膚からの水分の流出を食い止める働きがあります。

皮脂と聞くと、顔などをテカテカにしたり、ニキビができる原因となるものとして、皆さんから毛嫌いされるものですが、肌の保湿を考えれば、非常に大切な油なのです。

皮脂は、角質層の上で薄く膜を貼ります。
この膜は暑さ1mmもない薄い膜ですが、角質層を守る効果は絶大です。そのため、皮脂が十分に出ているうちは、肌はそんなに簡単には乾燥しないのです。

しかし、アトピー性皮膚炎である人ならわかると思いますが、アトピー性皮膚炎の方は皮脂の量が少ない傾向があります。

これは、皮膚に炎症が起こっている状態が続いていると、皮脂腺が十分に働かないために、肌に十分な皮脂が出てこないためです。

アトピー性皮膚炎の人は、肌がベトベトになることは非常に少なく、多くの人はカサカサな状態です。この状態が長く続くと、肌の乾燥が一層厳しくなってくるので、皮脂がたくさんでるような工夫をしたり、外部から皮脂の代わりとなる保湿クリームを使う必要があります。

アトピーの救世主セラミド

セラミドは非常に優秀な保湿成分です。セラミドが漏らす保湿効果は天然保湿因子や皮脂よりも非常に強く。
セラミドを効率的に補えば、肌の乾燥はかなり改善することができます。

セラミドが優秀な点:肌に浸透し易い

セラミドの良いところは、角質層に浸透しやすいという点です。
元来、セラミドは肌の中にあるものです。このセラミドは水分を挟み込むような形をしており、長時間水分を取り込み続けます。

天然保湿因子や皮脂に比べてもその効果は絶大で、非常に乾燥している砂漠の中であってもセラミドが塗られている箇所はなかなか乾燥しないのです。

セラミドが優秀な点:刺激が少ない

もともと人間の皮膚の中にあるセラミド。
そのため、外部からセラミドを補ったとしても皮膚に刺激がすくなく、すっと浸透する点が優れています。

とくにアトピー性皮膚炎の人は刺激に対して敏感であり、合わない保湿化粧品は、さらに乾燥を悪化させる原因になりやすいので注意が必要です。

一昔前は、セラミドは牛の脳みそや動物の脊椎などからしかとれないため、非常に高級品でしたが、最近では人工的に作られるようになったため、比較的安価に製造することができます。

そのため、セラミドを身近に取り入れることができるようになりました。
特に脂溶性であるセラミドを水分が多い化粧水に混ぜることを成功している化粧水は、カサカサになっている肌に優しく水分と潤いを与えるために、とてもおすすめです。

アトピー性皮膚炎は3大保湿因子を取り入れて乾燥肌を治そう

アトピー性皮膚炎を患っている人にとって肌の乾燥はとてもつらい症状です。

普通の人は、肌が乾燥してカサカサになるだけで済みますが、アトピー性皮膚炎の方は強いかゆみに襲われ、日常生活にも支障がでてきます。

そのため、少しでも早く乾燥肌を治したいものです。

アトピー性皮膚炎なら、まずは肌を保湿する3大保湿因子を取り入れましょう。

最近の基礎化粧品には、天然保湿因子・皮脂成分・セラミドを手軽にしかも効果的に補える良いものが揃っています。

今使っている基礎化粧品では、肌の乾燥とかゆみが改善しないなら、一度他ののもを試してみると良いのかもしれません。

アトピー性皮膚炎は放置しておくと、痕が残ったり、仕事に集中できなくなったり、イライラして精神的にストレスを感じることも多くなります。

ちょっとしたことを変えるだけで治ることもありますので、肌の乾燥が気になるなら、ぜひ試してみてください。