アトピー持ちの乾燥肌は入浴方法で変わる!入浴で気をつけるべきポイントまとめ

  1. アトピー持ちの乾燥肌は入浴方法で変わる!入浴で気をつけるべきポイントまとめ

アトピーであり、肌が乾燥気味もしくは乾燥肌であるなら、お風呂の入り方を変えると乾燥肌が治ることがあります。

毎日入る入浴ですから、正しい入浴方法を実施していきたいですよね。

お風呂上がりにかゆみを感じるようであれば、入浴方法を変えると効果的かもしれません。

今回はアトピーの人が実践して欲しいお風呂の正しい入り方を紹介します。

アトピーの人が入浴で気をつけるべきポイントとは?

アトピー性皮膚炎を患っている人なら、お風呂の入り方を気をつけている人もいると思います。

あなたもアトピー持ちなら、お風呂で気をつけるべきポイントは押さえていると思いますが、ここで一度おさらいしてみましょう。

入浴時間は20分程度に

入浴時間は長くても20分程度にしましょう。半身浴などでじっくりと汗をかくとよいとされるますが、20分以上も長時間入浴していると、湯に使っている部分の保湿成分がほとんどなくなってしまいます。

最近は防水使用のスマートフォンが普及し始めていることもあり、入浴中にスマートフォンを使って入浴している人もいますが、スマートフォンで入浴していると1時間以上も入浴している人もいます。

お風呂は長く入っている方が汗もたくさんかいて、新陳代謝が上がるような気持ちになりますが、乾燥肌やアトピー持ちの人にはプラスに働くことはまずありません。

お湯の温度は38度〜40度程に

熱めのお風呂が好き!と比較的熱めに温度を設定している人もいますが、これはよくありません。

熱いと感じるものは、本来痛みの一種であり、熱いお風呂は体にも、乾燥肌にもよくありません。とくに、アトピー性皮膚炎の人は刺激を受けやすく、ヒドいときには水ぶくれや肌がぐじゅぐじゅになってしまうことにも。

熱いほうが気分がスッキリするから温度は高めにしたいと思っていても、ここは人肌より少し暖かい程度の温度で入浴するようしましょう。

40度程度のお湯なら汗をかかないから意味がないのでは?と思っている人もいますが、40度程度のお湯であっても汗は十分にかくことはできます。

また、40度程度のお湯の方が、自律神経を穏やかにして、リラックスした状態になりやすく、一日のストレスを開放するのにも40度程度の少し温かいお湯の方が好ましいのです。

化学物質配合のものは使わない

お風呂では、シャンプー、リンス、トリートメント、ボディーソープなどを体を綺麗にする洗浄料をいくつか使うと思います。この体を洗うものには、たくさんの化学物質が配合されているものが多く、これらが体に付くだけで激しい痒みやときに痛みを感じることがあります。

なるべく、入浴で使うものは、体に刺激を与えにくいものを選ぶようにしましょう。

ポイントしては、ノンアルコールや無香料のものを選び、ボディーソープは使わずに天然成分の石鹸を使うようしましょう。

基本は手洗いを心掛ける

体を洗う際にタオルや専用のスポンジで体を洗う人もいますが、なるべく体を洗うときは手洗いを心掛けるべきです。

タオルやスポンジで体を洗うと思っている以上に力がかかってたり、同じ箇所を何度も洗っていることがあります。また、化学繊維と皮膚が擦れ合うことで皮膚が化学繊維のアレルギーを引き起こし、かゆみや皮膚が被れる原因になります。

アトピー持ちの方は一般的な人に比べても繊細な肌をしています。そのため、なるべく手のひらによく泡立てた泡で優しく包み込むようにして洗ってあげるべきです。

ゴシゴシしないと汚れが落ちていないように思われますが、決めの細かい泡が数秒肌の上で転がるだけでほとんどの汚れは取れています。

少し手間ですが、体は優しく手洗いしてあげるようにしましょう。

最後はシャワーで5分以上すすぎ洗いする

体の洗いの最後は、トリートメントもしくはリンス・コンデショナーで終わる人が多いと思いますが、薬剤が頭や体に残らないようにしっかりすすぎ洗いする必要があります。

とくに注意するべき人は浴槽のお湯で体を洗っている人は薬剤が残りやすいので注意が必要です。

お風呂の水を桶で掬って、体にかけて洗う人もいますが、これは薬剤が残りやすいので本当はよくありません。体洗いの最後はシャワーで全身を隈なくすすぎ洗いしてあげましょう。

時間としては、約5分間以上はすすぎ洗いをするようにするといいです。

リンス・コンデショナーなどは少し液体が残った方が髪に艶や指通しがよくなるので、軽く洗うようにしている人もいますが、アトピー持ちの人は必ずしっかり洗い流すようにしましょう。

アトピーの人は皮膚の表面がガサガサになっていることも多く、リンス・コンデショナーなどの薬剤が残っていると、皮膚の隙間に残って肌コンディションを悪くさせる原因になります。

そのため、すすぎ洗いは十分にして、薬剤がキチンと落ちているか確認してから浴室から出るようしましょう。

拭き取るタオルに化学繊維の物を使わない

拭き取るタオルは化学繊維などのタオルを使わないようにしましょう。

100円ショップなどので、線維の細かいマイクロファイバーなどの極細線維で作らたタオルなどがありますが、これらのタオルは肌の弱い人が使うと、肌が荒れる原因になります。

もちろんアトピー持ちの人は、肌がガサガサになって、マイクロファイバーなどの細かい線維が引っかかることもあります。

拭き取るタオルはオーガニックコットンで作らた天然成分のタオルにしましょう。

オーガニックタオルで有名である今治タオルなどがありますが、今治タオルのような柔らかい天然コットンを100%使ったタオルを使うだけでも肌の調子が変わってきます。

天然コットンを使ったオーガニックタオルは一般的なタオルに比べて高級ですが、長く使えるため、なるべくこのようなタオルを使うしましょう。

正しい入浴方法を学んでアトピーと乾燥肌を改善しよう

それでは、アトピー性皮膚炎の人や乾燥肌の人にオススメする入浴方法を紹介していきましょう。

日本人なら毎日入浴は欠かせない習慣です。そんな入浴であるから、正しい入浴を毎日していていけば、アトピーや乾燥肌が改善するかもしれません。

今回紹介する入浴法は、自宅で簡単にできますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

正しい入浴方法1:体を洗うときは石鹸をしっかり泡立てる

まず、するべきことは体を洗うことですが、ボディーソープは使わずに天然成分で作られている石鹸を泡立てることが大切です。

市販などで売られているボディーソープでは、アルコールや香料や添加物、また界面活性剤などが配合されている事もあり、アトピー性皮膚炎をお持ちの方には刺激が強すぎる傾向があります。

また、洗浄成分も強く、必要以上に皮脂を落としてしまう傾向があるので、天然成分でできている石鹸を使うのがベストです。

けれど、ただ石鹸を使えば良いわけではありません。石鹸からしっかり泡立てるのがポイントです。

天然成分から作られている石鹸の場合、泡立ち成分は強くないため、ボディーソープのように簡単に泡立ちません。そのため、泡立ちを良くする泡立ちネットや容器に石鹸を入れてお湯を注ぎよく振って石鹸成分が染み出した液体を泡立てるようにするといいでしょう。

泡を摘むともちっとするくらいしっかり泡立てることがポイントです。

正しい入浴方法2:指の腹を使って優しく手洗いする

泡立てた泡を使って体を洗うのですが、この際にタオルや専用のスポンジなど体を洗わない用にしましょう。道具を使って体を洗うと、自分が思っている以上に体に負荷がかかったり、刺激を与えてしまったりするので、肌が荒れる原因になりやすく、お風呂上がりに強いかゆみを発症してしまうこともあります。

体や頭皮などを洗うときは指の腹を使いなるべく皮膚に対して平行になるようにして接地する面を大きくするようにして一箇所に力が掛からないように気をつけるのがポイントです。

また、背中は手が届きにくいので、タオルを使ってゴシゴシ洗いがちですが、背中には皮脂腺がすなく、もともと皮脂が少なく乾燥しがちな箇所です。

なので、基本的に背中はきちんと洗う必要はなく、泡を付けて軽く洗うことができれば、十分です。皮脂ができないということは悪臭の素となる物質も少ないため、背中が臭くなることはありません。

この背中を必要以上に洗うと、背中に痒みが出たり、背中に湿疹などができて、痛みを感じるようになることあるため、注意が必要です。

正しい入浴方法3:ぬるま湯で優しく洗い流す

指の腹で優しく洗ったら、お湯で洗い流す必要がありますが、なるべく人肌程度、もしくはぬるま湯程度の温度のお湯で洗い流すようにしましょう。

天然成分の石鹸やキチンと泡立てて優しく洗ったとしても、アトピー持ちの人にとって体を洗う行為には皮膚にダメージを与えるようもの。

ここに熱いお湯をかけることは、さらに刺激を与え肌を炎症させる原因になります。

すすぐときもぬるま湯で水の勢いも強くない程度の勢いで洗い流すようにしましょう。
このとき、しっかり石鹸などの洗顔料を洗い流すことが大切です。

液や泡が残っていると、風呂上がりにカサカサになっている皮膚の隙間に残ってしまい、かゆみの原因になったり、ステロイドなどの薬剤が効きにくくなる原因になったりもしますので、必ずしっかり洗い流すようにしましょう。

正しい入浴方法4:体をきれいにしてから入浴をする

当然のことですが、浴槽に入るときは必ず体を洗ってから入るようにしましょう。
これは、浴槽を体の汚れで汚さないためではなく、浴槽に浸かると皮膚がふやけたり、角質が剥がれやすくなってしまいます。

このような状態から体を洗うことはたいへん大きな刺激を受けることと同じなので、おすすめしません。まずは温まってから体を洗いたい!

そう思っている人も多いと思いますが、さきに体を洗ってから浴槽に入るようにしましょう。

正しい入浴方法5:心臓をなるべく高くして仰向けになってリラックスする

浴槽に入ったら、心臓を水面近くになるよう仰向けになり、リラックスした状態がベストです。

お風呂は半身浴がいいといいますが、半身浴ですと体が温まるまで、時間がかかります。

アトピー持ちの方や乾燥肌の方は浴槽に長時間使っていると多くの皮脂や保湿成分がお湯に流れ出てしまいます。

そのため、時間をかけて体を温めるよりは、短い時間の中で体を温める方法がおすすめです。

そのためには、肩までお湯に浸かり、心臓を上にして仰向けになりリラックスした状態でお風呂を楽しむことが望ましいです。

最近では、浴槽にスマートフォンやテレビを持ち込む人もいますが、電子機器などを触ったり見たりすると、交感神経が刺激され、リラックスしにくく、お風呂の効果を最大限活かせません。

落ち着いた音楽をかけるなどはリラックス効果を促進するのでオススメですが、テンションの上がる曲やロック調の激しい音楽は逆効果なので、やめましょう。

お風呂に浸かるコツは短い時間にリラックスした状態を保つことができるがポイントになりますので、浴槽に入ったら、ゆっくりできる空間づくりを心がけましょう。

正しい入浴方法6:美容オイルを体に塗って乾燥を防ぐ

浴槽からでたら、体を拭くのですが、その前に一工夫するといいことがあります。それが美容オイルを全身につけることです。

美容オイルには、お風呂で失った皮脂の代わりを担ってくれます。お風呂から上がってから体をふいき、保湿ケアをするまで、体の皮膚は外部の乾燥に対して無防備な状態です。

なので、浴槽から出てまだ体が湿っている状態のときに美容オイルを塗っておくと、その後の外部の乾燥に対してつくなるので、とてもおすすめです。

手のひらに10円玉ほどの美容オイルを手に取り、手で薄く伸ばしたら、全身に隈なく塗りましょう。美容オイルには、保湿成分もたくさん配合されていることも多く、これを塗るだけで肌の乾燥がだいぶ改善されることも。

ちょっとした手間で肌の乾燥を変えることができますので、ぜひ試してみてください。

正しい入浴方法7:天然な素材であるオーガニックタオルで水気を吸い取る

お風呂から出たら、水気を拭き取る必要がありますが、このときのポイントとしては、オーガニックタオルを使うことと、拭き取らず、タオルを押し付けて水気を吸い取ることです。

オーガニックタオルを使う必要性は最初の方で説明しました。

化学繊維であるタオルを使うことは肌の弱いアトピー持ちの人にはよくはありません。しかし、天然成分からつくられたオーガニックタオルを使ってもゴシゴシと擦って水気を拭き取る行為をしているなら、全く意味がありません。

正しい水気の拭き取り方は、オーガニックタオルを押し付けて水気を吸い取ることです。

オーガニックタオル自体、水分をよく吸い込みますので、押し付けるだけで十分に水気をとることができます。もちろん、完全に水気を吸い取ることはできませんが、多少残ってもいいのです。少し残っていてもすぐに人の体温や外部の乾燥した空気により、水気はなくなります。

完全に水気を拭き取らないと気が済まないと、ゴシゴシ拭き取る人は、水気の拭き取り方を今日から変えましょう。

優しく拭き取ることで肌はリフレッシュして、新陳代謝も活発になります。
タオルの使い方一つです。カサカサになっていた肌はよくなりますので、タオルの使い方は覚えるようにしましょう。

正しい入浴方法8:化粧水・乳液・クリームなどを塗って保湿ケアをする

最後は、保湿ケアをキチンとすることが大切です。

化粧水を全身に塗って、必要に応じて、美容液・乳液・クリームなどを使い分けましょう。

  • 美容液はとくに肌が乾燥している箇所
  • 乳液は肌の水分が少なく、カサカサしているのが目立つ箇所
  • クリームは広範囲で長時間保湿しておきたい箇所

目的や乾燥の症状を見極めて、適切な箇所に適切な保湿ケアをしていきましょう。

正しい入浴でアトピーが原因の乾燥肌は良くなる

ここまで、アトピーの人の正しい入浴方法を紹介してきました。

アトピーを持っている人は、お風呂上がりに背中や首元、腕などにかゆみを感じることが多いと思います。これは、アトピーの症状によって肌が乾燥しやすく、肌の保湿が十分にされていないことが主な原因の一つだと考えられます。

これらの症状を改善するためには、正しい入浴方法を取り入れる必要があります。

今回紹介したアトピーの人の正しい入浴方法はご家庭で簡単に取り入れる事のできるものばかりです。

入浴方法を変えたくらいでアトピーがよくなるわけないじゃんと思うかもしれませんが、こちらで紹介した方法を試してみてアトピーの症状がよくなった。風呂上がりはいつも肌が乾燥していて困っていたけど、だいぶ症状が落ち着いた。という意見がたくさんあります。

あなたもアトピー性皮膚炎を患っているなら、ぜひこちらで紹介した入浴方法を試し見てはいかがでしょうか?